お知らせ
子どもと大人の虫歯の違い②
2022.07.16
みどりの森デンタルクリニックです。
本日は大人のむし歯の特徴についてお話しします。
虫歯にかかっている大人は、全体の9割以上だといわれています。口腔内の病気といえば、歯周病が代表例ですが、虫歯も相当な方が患っている病気です。歯を失うことのないよう、大人になっても長期的な虫歯予防が必要不可欠です。
大人の虫歯の原因は、子どもとほとんど変わりません。しかし、虫歯になるメカニズムは少し異なる部分もあります。
『大人虫歯の原因①:磨き残し』
子どもは特に奥歯の溝に注意するべきですが、大人は、歯と歯の間、歯と歯肉の隙間、歯の裏側等、磨き残しの多い部分に虫歯ができやすくなります。子ども以上に歯磨きを入念に行い、虫歯予防に努める必要があります。
『大人虫歯の原因②:歯周病から来る虫歯』
歯周病にかかると歯肉が縮退して、歯根が少し露出します。歯の表面を覆っている本来のエナメル質とは違い、露出した歯根面は柔らかい象牙質でできているため、虫歯にかかりやすくなります。高齢になればなるほど、注意したい虫歯です。
『大人虫歯の原因③:治療後の補填物、充填物内の虫歯』
歯と詰め物の間に虫歯菌が侵入し繁殖することでできる虫歯です。ひどい虫歯の治療痕ほど進行が早く、神経がないため、痛みを感じにくく発見が遅れがちです。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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