お知らせ
歯磨きのタイミングとは?
2022.04.07
みどりの森デンタルクリニックです。
本日は歯磨きをするタイミングについてお話しします。
『歯磨きの目的とは?』
歯磨きは、口の中に残った食べカスを除去することと、歯の表面についた歯垢を除去することという2つの目的があります。
歯垢は虫歯菌の塊ともいわれ、虫歯や歯周病の根本的な原因です。
食べカスを綺麗に掃除し、日々の歯垢をその日の内に落としきれば、虫歯や歯周病のリスクを軽減することができます。
そのことを踏まえると、歯磨きの理想のタイミングは、朝食後、昼食後、夕食後の3回が理想です。
夕食後の歯磨きは、就寝前でも問題ありません。
1日3回の歯磨きを習慣付けていきましょう。
【1】毎食後の歯磨き
食べカスに含まれる糖分によって虫歯菌は増殖し、やがて、歯垢となって歯に付着します。
歯に付着した虫歯菌である歯垢は、酸を産生し、歯を溶かして虫歯へと変化していきます。
毎食後、しっかり食べカスを取り切り、歯垢を取り除くことで虫歯になりにくい口腔環境をつくり出すことができます。
そのためにも、毎食後30分以内に歯磨きすることをおすすめします。
【2】就寝前の歯磨き
寝ている時は日中と比べて口の中が乾燥しやすいです。
また、虫歯菌は乾燥した場所を好み、繁殖しやすくするので、気をつけなくてはいけません。
毎日3回の歯磨きの中でも最も大切なのが、夜(就寝前)の歯磨きです。
汚れているのにそのまま寝てしまうと、あっという間に虫歯菌が繁殖するので、しっかりと汚れを落として寝るようにしてください。
『食後すぐに歯を磨いてもいい?』
「食べてすぐ磨くのは、歯に良くない」、「食後は少し時間を空けて歯磨きをしよう」なんて話もありますが、通常は、食後すぐに磨くことをおすすめします。
歯に歯垢が付着したままですと、歯が溶けて虫歯になってしまいやすいからです。
では、何で上記のような話しが出るのかというと、これは、”酸蝕症”の研究データをもとにした意見です。
炭酸飲料等の酸性の食品を飲食した際に、食後30分ほど時間をあけると中性に戻るので、そのあとで磨くべきだという意見です。
あくまでも酸性食品を口にした後の話なので、一般的には食後すぐに磨くことを推奨しています。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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