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歯の神経の役目とは?
2022.05.20
みどりの森デンタルクリニックです。
本日は歯の神経の役割についてお話ししますね。
『歯の神経の役目とは?』
まずは人間の歯の構造を簡単に紹介します。歯の外側に「エナメル質」、その内側に「象牙質」、そのさらに内側に「根管」があります。
そして根管の内部に、いわゆる「歯の神経」と表現される神経が通っています。
歯の神経には、栄養を歯まで運ぶ役目があります。神経があるからこそ栄養が歯全体に供給されて健康な状態をキープできるのです。
また、歯の神経によって痛みを感じることができます。
虫歯が発生すると、エナメル質→象牙質→神経へと感染がエスカレートしていきますが、神経が侵された状態で放っておくと歯を失うことになる可能性が高いです。
ですが虫歯が神経にまで到達すると痛くなります。
つまり、「虫歯かもしれない」と認識して、すぐに歯医者に行くことができるのです。
「痛くなる」ということ自体はもちろん苦しいことですが、見方を変えればメリットとも言えます。
『どのような症状のときに歯の神経を取るのか』
歯の神経を取らなければならない場合は色々ありますが、やはりその原因として一番多いのは虫歯です。
虫歯がエスカレートし、神経まで侵されてしまうと、特別なことをしなくても強い痛みを覚えるようになります。こういったケースでは歯の神経を取ることになる可能性がありまっす。
また、歯の神経にまで到達した虫歯を放っておくと、そのうち神経が死んでしまいます(壊死)。
神経が死ぬと痛みが生じなくなりますが、そのまま放置していると神経が腐敗して、その影響で根尖性歯周炎などの疾患を招く恐れがあります。ですから、歯の神経が壊死したときも神経を取ります。
それから酷い知覚過敏になっているケースでも、歯の神経を取る可能性があります。
通常の知覚過敏は「しみる」くらいで済むものですが、重度になると強い痛みが出て、日々の生活に影響が出ることさえあります。
そういったときは神経を取ったほうが良いかもしれません。
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