お知らせ
口呼吸による悪影響はあるの?②
2021.10.26
みどりの森デンタルクリニックです。
本日は口呼吸による悪影響についてお話しします。
『感染症のリスクが上がる』
先日もお伝えした通り、口呼吸の習慣があると感染症のリスクが上がります。
また、鼻呼吸の場合と異なり、「口から侵入した空気」の温度は低いため、ウイルス感染症(インフルエンザ、風邪など)に見舞われやすくなるのです。
『睡眠時無呼吸症候群、いびきが発生しやすくなる』
口呼吸を続けていると、「舌」が喉のほうへと落ちます。
日中、口呼吸をしているのであれば、まず間違いなく睡眠中も口で呼吸していますし、寝ているときは重力の影響でさらに舌が落ちます。
これにより気道が狭くなりますので、いびきが発生しやすくなります。
酷いときには睡眠中に呼吸が行えなくなり、「睡眠時無呼吸症候群」に見舞われる恐れもあります。
睡眠時無呼吸症候群になると、「いくら眠っても疲労が残る」「昼間に眠くなる」などの影響が出ます。
また、生活習慣病(糖尿病、高血圧など)、心筋梗塞、脳卒中などのリスクも上がりますし、突然命を落とすことさえあるので、すぐに改善すべきであると言えるでしょう。
『顔がたるむ』
口呼吸の習慣があると、「いつでも口が開いている」という状態になります。
そのせいで顔周辺の筋肉が緩んで、二重あごになったり、顔がたるんだりしやすくなります。
また、成長期のときに口呼吸を続けていると、顎の骨が「口呼吸を行いやすい形」に成長してしまう恐れがあります。そして、「アデノイド顔貌」という、しまりのない状態になる可能性がありますから気を付けなければなりません。
そのため、お子さんが口呼吸をしている場合は、すぐに手を打つことをおすすめします。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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