お知らせ
フッ素塗布とは?
2021.09.19
みどりの森デンタルクリニックです。
本日はフッ素塗布についてお話しします。
「生えてからの歯のエナメル質表面にフッ素をダイレクトに塗布して、虫歯に襲われにくい歯にしていく手法」のことを「フッ素歯面塗布法」と言います。
特に虫歯のリスクが高い、歯ブラシの毛先が当たりにくい場所に対して効果的です。
虫歯防止作用を得るためには、年に数回行うことが大事です。
『塗布のタイミングについて』
「生えてきた直後の歯」に塗布するのが一番おすすめ。
このタイミングの歯は反応しやすく、「フッ素が歯の表層に吸収される量」が多くなりやすいためです。
また、「歯が生えてから2~3年」は特に虫歯のリスクが上がりますので、やはり生えてきてすぐの段階で塗布すると非常に有意義と言えます。
そして、繰り返し施していくと効果がアップすると見られています。
具体的には、半年に1回以上のペースで、「1歳くらい~13歳くらい(歯が生え終わる時期)」まで塗布するのが最適とされています。
それから、「歯の根元」「歯と歯の間」などに対しても効果を発揮しますから、成人してからでも、さらにはお年寄りになってからでも行う意味があります。
『塗布してから気を付けるべきことは?』
1:飲食やうがいは塗布後30分以上経過してから
あまり早く飲食やうがいをすると、フッ素が流れ落ちてしまいます。
2:定期的にフッ素塗布をしましょう
一回だけではあまり効果が発揮されません。
すでに解説した通り、最低でも半年に1回は塗布することを推奨します。
3:日々の歯磨きを丁寧に行う
フッ素塗布をすることで虫歯のリスクが下がりますが、歯磨きを怠ってしまっては本末転倒です。定期的にフッ素塗布をしつつ、毎日のブラッシングを丁寧に行いましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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