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もしかして歯周病?自宅でできる簡単セルフチェック
2023.07.11
【 もしかして歯周病?自宅でできる簡単セルフチェック 】
みどりの森デンタルクリニックです。
本日はもしかして歯周病?自宅でできる簡単セルフチェックについてお話しします。
歯周病は「黙って進行する疾患」の一つとして認識されており、初期段階では自覚症状がほとんど現れず、病状が深刻化してから初めて気付かれることが多いです。しかし、早期に見つけて適切な対処をすれば、治療を完遂することも可能です。
ここでは、いくつかの簡易的な歯周病の自己チェック方法を提案します。
1,歯ブラッシング時の出血
ブラッシング中に出血を見つけた場合、歯周病の可能性があると考えられます。出血してもブラッシングを中断せず、続けることが肝心です。適切なブラッシングを続けることで、炎症が鎮静化し、出血が止まることがあります。しかし、出血が持続するならば、歯科医院で診察を受け、効率的なブラッシング方法を学びましょう。
2,歯茎の赤味
歯磨きの際は、鏡で歯茎の色をチェックすることが重要です。健康な歯茎は淡いピンク色をしており、もし赤くなっているならば、それは歯周病の初期のサインかもしれません。
3,歯の動揺
歯周病が進行すると、歯を固定している骨が侵され、歯が揺れ始めます。ブラッシング中に歯がぐらつく感覚があったら、歯周病が進行している可能性が高いです。その場合は、できるだけ早く歯科医院で治療を受けることをお勧めします。
4,口臭の増加
歯周病が進行すると、口臭が悪化することがあります。特に口臭が気になる場合は、歯科医院で診察を受けることを考慮することをおすすめします。
歯周病の予防には、日常の予防意識が非常に重要です。
以下に、歯周病予防のためのいくつかの要点を紹介します。
1,丹念なブラッシング
家庭でできる簡単な予防策として、ブラッシングが最も重要です。特に「歯間」と「歯と歯肉の間」は歯垢が溜まりやすいエリアなので、これらの部位を特に集中的に磨くことが大切です。
2,歯科医院での定期的な歯石除去とクリーニング
どれほど丹念にブラッシングをしても、全ての歯垢を完全に取り除くのは困難です。そういった歯石を取り除くには、歯科医院での歯石除去や歯のクリーニングが必要となります。
3.生活スタイルの改善
きちんとしたブラッシングと定期的な歯科医院でのケアだけでなく、生活習慣の見直しも歯周病予防には欠かせません。特に喫煙者は警戒が必要で、統計によれば1日に10本以上タバコを吸う人は、非喫煙者に比べて歯周病になる可能性が5.4倍も高いと言われています。また、10年以上続けて喫煙すると、さらにリスクが増加するとのデータもあります。
放置された歯周病は深刻な健康問題を引き起こす可能性がありますが、適切な予防と早期発見、早期治療により防ぐことができます。日々の生活において口腔ケアに気を配り、定期的に歯科医院でチェックを受けることで、健全な口腔環境を維持することが可能です。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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