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大人になって歯並びが悪くなる原因は?理由と対策を解説
2025.03.21
目次
みどりの森デンタルクリニックです。
鏡を見ると、昔より前歯が出てきたように感じることはありませんか。
大人になってから歯並びが悪くなるケースは珍しくありません。
実は、加齢や生活習慣の影響で歯並びは変化し続けます。
歯周病や歯ぎしり、親知らずの影響など、さまざまな要因が関係しています。
今回は、大人になって歯並びが悪くなる原因とその改善方法について詳しく解説します。
歯並びの変化を防ぎ、美しい口元を維持するための対策を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
『大人になって歯並びが悪くなる主な原因』
● 歯周病による影響
歯周病は成人の多くが罹患する歯の病気で、歯茎や歯槽骨に影響を及ぼします。
歯周病が進行すると歯を支える骨が減少し、歯がグラついて移動しやすくなります。
特に前歯は影響を受けやすく、出っ歯のように見えることもあります。
歯周病が進行しやすい要因には以下のようなものがあります。
- ・歯磨き不足による歯垢・歯石の蓄積
- ・口呼吸による口腔内の乾燥
- ・糖尿病などの全身疾患との関連
定期的な歯科検診を受け、適切なブラッシングや歯間ケアを行うことで予防できます。
● 歯ぎしりや食いしばり
就寝中の歯ぎしりや日中の食いしばりは、歯に強い力をかけるため歯並びに影響を及ぼします。
特に下の前歯がすり減ることで噛み合わせが変化し、結果的に上の前歯が前に押し出されることがあります。
歯ぎしりのリスクを高める要因には次のようなものがあります。
- ・ストレスや緊張状態が続いている
- ・カフェインやアルコールの摂取量が多い
- ・噛み合わせの異常
歯科医院でマウスピースを作成することで、歯ぎしりによるダメージを防ぐことができます。
『親知らずが歯並びを乱すことがある』
親知らずは顎のスペースが足りないため、横向きや斜めに生えてくることが多いです。
その結果、隣の歯を押し出し、歯並びが乱れる原因となることがあります。
特に以下のような症状がある場合、歯科医に相談しましょう。
- ・親知らず周囲の腫れや痛み
- ・奥歯の噛み合わせに違和感がある
- ・歯並びが徐々に変化している
『歯の欠損が歯並びに与える影響』
虫歯や歯周病で歯を失ったまま放置すると、隣の歯が空いたスペースに移動し、歯並びが乱れてしまいます。
特に奥歯を失うと前歯への負担が増え、前歯の傾きやズレの原因になります。
● 歯の欠損によるリスクを防ぐために
- ・ブリッジやインプラント、入れ歯などで適切に補う
- ・歯科医院での治療を途中でやめずに最後まで受ける
『大人の歯並びの悪化を防ぐ方法』
● 定期的な歯科検診を受ける
歯並びの変化を早期に発見するために、定期的な歯科検診を受けましょう。
歯周病の進行や噛み合わせの変化をチェックし、適切なケアを行うことが重要です。
● 生活習慣を見直す
日常の何気ない習慣が歯並びに影響を及ぼすことがあります。
● 歯並びを悪化させる可能性のある習慣
- ・頬杖をつく
- ・片側だけで噛む癖がある
- ・舌で歯を押す癖がある
といったものが挙げられます。
これらの習慣を改善することで、歯並びの変化を防ぐことができます。
『矯正治療で歯並びを整える』
すでに歯並びが悪化してしまった場合、矯正治療を検討するのも一つの選択肢です。
矯正治療には以下のような方法があります。
- ・ワイヤー矯正(表側矯正・裏側矯正)
- ・マウスピース矯正(透明で目立ちにくい)
- ・部分矯正(前歯だけの矯正も可能)
歯科医院で相談し、自分に合った治療法を選びましょう。
『まとめ』
大人になってから歯並びが悪くなる原因には、歯周病の進行や歯ぎしり、親知らずの影響などが関係しています。
放置するとさらに歯並びが悪化し、見た目だけでなく口腔内の健康にも影響を及ぼします。
定期的な歯科検診や生活習慣の改善、必要に応じた矯正治療を行うことで、美しい歯並びを維持することができます。
少しでも参考になれば幸いです。
自身の歯についてお悩みの方はお気軽にご相談ください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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