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噛み合わせが深いとは?原因と治療法を詳しく解説
2025.01.25
『目次』
みどりの森デンタルクリニックです。
噛み合わせが深いと感じたことはありませんか?噛み合わせの異常は、見た目の問題だけでなく、顎関節症や歯の摩耗など、健康にさまざまな悪影響を及ぼします。
噛み合わせが深い状態は「過蓋咬合(かがいこうごう)」と呼ばれ、放置すると症状が悪化する可能性があります。
今回は、噛み合わせが深くなる原因や症状、具体的な治療方法について詳しく解説します。
この記事を読むことで、早期の予防や適切な対処法がわかります。
健康な口腔環境を守るために、ぜひ参考にしてください。
- ・奥歯で食べ物がしっかり噛めない
- ・顎がカクカク音を立てる、痛みを感じる
- ・歯がすり減りやすい、欠けやすい
これらの症状が気になる方は、早めの対策が必要です。
本記事を参考に、噛み合わせの問題を解消し、健康な口元を目指しましょう。
『噛み合わせが深いとは?』
過蓋咬合とは
噛み合わせが深いとは、上の前歯が下の前歯を大きく覆い隠している状態を指します。
正常な噛み合わせでは、上の前歯は2〜3mm程度下の歯に重なるのが理想ですが、過蓋咬合の場合はそれ以上の重なりがあり、歯や顎に負担がかかります。
正常な噛み合わせとの違い
噛み合わせが深い場合、咀嚼や発音に支障をきたすだけでなく、見た目にも影響が出ることがあります。
特に、口元が突出して見えることがあり、コンプレックスを感じる人も少なくありません。
自覚症状の少なさ
過蓋咬合は自覚症状が少ないため、気づかないうちに歯や顎に負担をかけ、知らず知らずのうちに症状が進行することがあります。
そのため、定期的な歯科検診が重要です。
『噛み合わせが深いと起こるリスク』
歯の摩耗や破損
深い噛み合わせの状態では、歯の接触が強くなり、エナメル質が削れやすくなります。
これにより、次のような問題が発生します。
- ・知覚過敏の発症
- ・歯の破損や欠けのリスク増加
- ・詰め物・被せ物が外れやすくなる
顎関節症のリスク
上下の歯の圧力が不均等になると、顎の関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こす可能性があります。
顎が痛む、カクカク音が鳴る、口が開きにくいといった症状がある場合は注意が必要です。
咀嚼や発音への影響
噛み合わせが深いと、食べ物を細かく噛むことが難しくなり、消化器官に負担をかけることがあります。
また、発音が不明瞭になり、話しづらさを感じることもあります。
『自分でできる噛み合わせのセルフチェック』
鏡を使ったチェック方法
上下の歯を軽く噛みしめ、鏡で前歯の重なり具合を確認します。
下の前歯がほとんど見えない場合は、噛み合わせが深い可能性があります。
指を使った確認方法
奥歯を噛みしめた状態で、指を下の前歯に当てて確認します。
完全に隠れている場合は、過蓋咬合の疑いがあります。
食事中の違和感
食事中に顎が疲れやすい、食べ物が噛み切れないと感じた場合、早めに歯科医院で相談することをおすすめします。
『噛み合わせの治療方法と費用について』
矯正治療の種類
- ・ワイヤー矯正:幅広い症例に対応可能
- ・マウスピース矯正:目立たず、取り外し可能
治療費の目安
- ・ワイヤー矯正:60万円〜100万円
- ・マウスピース矯正:80万円〜120万円
保険適用の可能性
顎の成長に影響を及ぼす場合、健康保険が適用されることがあります。
『まとめ』
噛み合わせが深い状態を放置すると、顎や歯の健康にさまざまな悪影響を及ぼします。
セルフチェックを行い、少しでも異常を感じたら早めに歯科医院で相談しましょう。
適切な治療を受けることで、健康な噛み合わせと快適な日常生活を手に入れることができます。
少しでも参考になれば幸いです。
自身の歯についてお悩みの方はお気軽にご相談ください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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